あなたの身体は健康ですか?風邪をひきやすかったり病気になりがちだったりしませんか?
年を摂るごとに体の免疫が下がってきて様々な病気に掛かりやすくなります。しっかりとした対策を摂ることで体の免疫力をアップさせることが可能なのです。
今回は身体の免疫力をアップさせるために必要なTリンパ球について話していきます。
Tリンパ球とは?
Tリンパ球は体内にあるT細胞ともよばれます。まずTリンパ球と免疫力の関係について話してきます。人間の免疫力は主に2つの免疫機能の働きで構成されています。自然免疫機能と獲得免疫機能です。
例えばウィルスが体内に侵入してきたら最初に働きかけるのが自然免疫機能で体内にあるマクロファージなどの免疫細胞がウィルスを倒してくれます。これが自然免疫機能です。
一方でTリンパ球は自然免疫機能から免れたウィルスなどに対して抗体を作り体の免疫力を高めるのです。
ウィルスや雑菌に対してより効果的な抗体を作るためにはTリンパ球を活性化させる必要があります。
Tリンパ球を活性化させる4つの方法?
さて体の免疫機能を理解したところでどのようにTリンパ球を高めていくか考察していきます。Tリンパ球を高めるには単純ですが健康的な生活を送ることです。
Tリンパ球を高める生活
- ストレスを溜めない
- 有酸素運動
- しっかりとした睡眠
- 腸にいい食事
ストレスは免疫力低下を加速させる
ストレスをためてしまうと体の代謝が弱まり細胞レベルで体がしっかり機能しません。そうするとT細胞であるTリンパ球がうまく機能しなく悪い病気を引き起こしてしまう可能性があります。
そのためストレスを溜めない生活を送ることが必要です。
有酸素運動でストレスを下げ免疫力を上げる
ジョギングなどの有酸素運動は脳のドーパミンを分泌させ体が心地よくなります。ただし継続的にジョギングを行うことが必要なので1週間くらい続けると辛いけどなぜかより良い達成感と快感を求めてやり続ける方が多いです。
ストレスがある方はできる限り夜のジョギングをお勧めします。寝る前にするジョギングは体を疲れさせて深い睡眠へと導きます。なのでジョギングはドーパミンでストレスを軽減させることだけではなくしっかりとした睡眠を導くすばらしい運動なのです。しっかりとした睡眠は体力を回復させ免疫機能を向上させます。
瞑想でストレスを減らす
正しい瞑想をすることにより脳にある偏桃体が活性化し不安や恐怖をやわらいでくれます。有名なスポーツ選手などはパフォーマンスをする前に瞑想をする方もいらっしゃいます。
医学的にも瞑想はストレスを軽減させる効果があると示されています。
座禅を組み目をつむり背筋を伸ばして深い深呼吸をしてみましょう。
神社参拝でストレスを減らす
実は神社へお参りに行くという行為だけでストレスが軽減することが最近分かってきました。まず神社の石段や道のりが長く設定されているため多少歩かなければならず、これは目的地へ着くありがたみを増幅させまたジョギング効果があります。
そして境内は鎮守の森とい言われる神社の周りに生えている木々が、周りの騒音を遮断し美しい鳥のさえずりや風に揺られて出る木々の音はストレスを軽減させる効果があります。
さらに参拝をする行為は目標設定理論と呼ばれ人間が何か目標を設定した時にモチベーションがあがりストレスが低減する効果があると言われています。
自分へのご褒美でストレスを減らす
これはセルフギフト効果と呼ばれ頑張った自分に対してご褒美をすることによってストレスを軽減できます。承認欲求の一種で人はどこかで何かを認められたいのです。
免疫力を高めるには腸にいい食事を摂る
さて今度はTリンパ球の機能を高めることができる食べ物です。腸に良い食べ物がTリンパ球の働きを手助けしてくれます。
ヨーグルトなどの発酵食品やスムージーなどの食物繊維を多く含む食事をすることが大切です。
そして最近ではマスティハと呼ばれる食べ物が大腸がんや低コレステロールにいいとされマスティハは腸を整えてくれる作用もあるので現在ブームでマスティハにかかわる商品は品薄です。
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なぜ腸なのかポイント
私たちが生きていくために必要な食事。その食べ物を消化・吸収し、排泄するのが腸です。食べ物には、有害な病原菌やウイルスが付着している危険性もあります。
そうした有害なものが体の中に侵入することを防ぐため、腸には免疫力が備わっている必要があります。免疫力の60~70%は腸にあるといわれているほどです。
つまり腸内環境を良好に保つことで、免疫力の低下を防ぐことができるのです。腸内細菌のバランスを整えるヨーグルト、漬物、味噌といった発酵食品や、食物繊維、オリゴ糖は、免疫を担当する細胞のバランスを改善すると考えられています。
また、食物繊維をエサとして増える酪酸菌も、酪酸を生成して腸の粘膜を修復し、免疫機能を高めてくれます。
引用:OMRON
体温を下げると免疫機能が低下する
さてこの話はTリンパ球だけの話ではなく体温を下げるとそのほかの免疫細胞(マクロファージやNK細胞、好中球、好酸球、好塩基球、T細胞、B細胞)の機能を低下させてしまいます。体温が1度下がると免疫機能が30%も下がるのです。
なので夏場であればエアコンを18℃にし続けたり、冬場であればセーターなどを着忘れたり、お風呂から上がった後に寒い格好してたりと普段の生活で気をつけなければならない場面があります。
これはどういうことかと言いますと既に免疫機能が低い年配の方が普段体温を保つための行動をとらなかったが為に重大な病気に発展してしまったというケースがあります。そういった不具合が起きないように体温には気をつけるべきなのです。
まとめ
今回は免疫力にかかわるTリンパ球に関しての記事でした。どうでしたか?皆さんは免疫力を上げるためにしっかりとした対策をとれていますでしょうか?もしとれていないのであればこの記事が参考になればと思います。