プラセンタを使い始めた理由
最近になってまた使い始めました。プラセンタのことを色々調べるのは中々大変でした。
私の様な白人の肌は層がアジアの女性より薄いため若い女性でもシワが目立ちます。
なので私は常に肌の潤いや保湿を気にしているのです。何かいい化粧品ないか近くのドラッグストアでプラセンタに出会いました。
プラセンタの種類と特徴
プラセンタは主に動物の胎盤が由来です。なので基本的には自然素材で作られた成分になります。
豚プラセンタ
豚プラセンタは最も日本でメジャーなプラセンタとなります。
豚は一度の出産で10頭の子豚を出産でき妊娠期間が約115日なので一頭の母豚は年に20-30頭の子豚を産むことが可能なのです。
その生産性から考えると市販のドラッグストアで販売されているプラセンタのほとんどは豚由来のプラセンタになります。
今注目されているのがより高い安全性を示す国内産SPF豚から抽出された豚プラセンタになります。
SPF豚は予め指定されている病原菌を保持しない安全な豚を意味します。その他にも安全管理が徹底しているEU豚もありますのでプラセンタを購入する際はSPF豚若しくはEU豚かどうか確認しましょう。
もしSPF豚について詳しく知りたい場合はこちらがオフィシャルサイトです▼
SPF豚協会公式
馬プラセンタ
豚プラセンタの次にメジャーなのが馬プラセンタです。馬プラセンタは高級なプラセンタとして認識されています。
馬プラセンタが高級な3つの理由
第一に馬プラセンタの特徴は高濃度プラセンタであり他のプラセンタより必須アミノ酸が多いとされています。
余談ですが必須アミノ酸は人が自分の身体で生成できない、すなわち他から摂取しなければならない重要なアミノ酸のことです。
食べ物やサプリで必須とついていたら体内で作り出すことができない物と言う認識でよろしいでしょう。
馬プラセンタは豚プラセンタと比較すると特定のアミノ酸含有量が200-300倍ほどあるとも言われております。ただしアミノ酸として考えると3倍位に下がります。
肌に弾力を与え潤いをもたらすアミノ酸や酵素などの成分が動物性プラセンタの中で一番多く濃縮されているのがまさに馬プラセンタなのです。
第二に馬は豚と違い一度の出産で一頭の子馬しか産むことができず、さらに妊娠期間は約11ヶ月と人間より長いのです。
第三に一度に馬の胎盤から採取できるプラセンタの量は約3kgで非常に希少価値が高いものになってしまいます。
高級な馬プラセンタなので海外の安価な中国産の輸入馬プラセンタ商品もあります。
しかしながら安全面を考えるとサラブレッドの馬から作られたプラセンタがベストと言われています。最近では通販でこのサラブレッド馬プラセンタを割りかし手軽に手に入れることが可能になっています。
とても人気なのが北海道産のサラブレッド馬プラセンタ美容液です。
馬プラセンタの安全性はどのように保証されているのか気になりますよね?
豚の場合はSPFで安全性を確認できますが馬プラセンタの場合は特にそのようなものではなく馬自体が安全な自然素材と考えます。
馬の体温は40℃と高く病原菌が付きにくいと言われています。
そして馬は牛や豚の様な胃を複数持つ反芻動物(はんすうどうぶつ)ではないのでO-157などの病原菌が少ないそうです。
更に馬は抗原度が低いためアレルギーを起こしにくいのです。
羊プラセンタ
日本では珍しいですが、ロシアは羊プラセンタ商品もあります。羊プラセンタは人の肌に馴染みやすい特徴があります。
人の胎盤と類似する組織を持つのが羊プラセンタになります。
また、羊はアミノ酸構成が人間のアミノ酸構成に近いということも馴染みやすさと関係があると考えます。
羊プラセンタの安全性ですが、一応日本にも販売されていますので説明しておきます。
日本で商品化されている羊プラセンタは安全性を考慮して主にニュージーランド産の羊プラセンタが多いです。
大気汚染などの公害も無くすくすく大自然で育った羊を輸入して日本の品質管理のレベルが高い工場で生産されています。
鹿プラセンタ
鹿プラセンタは羊プラセンタと似ています。人間のアミノ酸構成と類似しているため、馴染みやすいのが特徴です。
日本国内商品としては馬プラセンタの様に高級なプラセンタなため同じ効果を期待できる羊プラセンタの方が割安なので人気があります。
植物性プラセンタ
植物にもプラセンタがあるのか辞書で調べてみたところあるそうです。因みに一般的なプラセンタの意味は胎盤を意味します。
The part of the ovary of flowering plants that bears the ovules
日本語に直すと花が咲く植物の胚珠を支える子房の一部分となり専門用語で胎座を意味します。
植物性プラセンタの主な由来は米、小麦、トウモロコシ、メロンなどたくさんの由来が在ります。
植物性プラセンタの場合は、動物性プラセンタと比べ成長因子が含まれないため細胞レベルの新陳代謝や活性化を期待できないようです。
植物性プラセンタのみを植物から取り出す技術は確立されています。
その量は少なく採算を考えるとその植物の他の成分と混ぜた商品(大豆であればイソフラボン)で販売される場合もあります。
海洋性(マリン)プラセンタ
海洋性プラセンタは魚の卵巣膜にある部分が由来です。厳密には胎盤ではないですが、動物性プラセンタとの違いは成長因子がないことが大きいです。
エラスチンやアミノ酸、コラーゲンと言った美容にはとても良い成分が豊富に含まれているのが特徴です。
なので肌に塗る化粧水タイプではなく飲むタイプのものがほとんどです。
経口摂取は海洋性プラセンタ皮膚摂取は動物性プラセンタで並行して摂取する美肌への効果は高くなります。
動物性プラセンタと比較して安全性に優れています。
ヒトプラセンタ
人の胎盤から採取されたプラセンタです。厚生労働省の認可が必要で医療用として使われることが多いプラセンタです。注意しなければならないのは人プラセンタを注射した場合献血がてきなくなるということです。
さてこのヒトプラセンタですが医療では主に更年期障害・乳汁分泌不全・慢性疾患における肝機能の改善などの患者に投与されます。次の表は年代別にどのような疾患にヒトプラセンタが使用されるかまとめてあります。
年 齢 | 症 状 |
0~10歳 | アレルギー疾患・夜尿症 |
10~20歳 | 発育不全・虚弱体質・近視・しもやけ・アレルギー疾患・思春期心身症・にきび・貧血・若年性糖尿病・若年性心臓病 |
20~50歳 | 偏頭痛・低血圧・早漏・自律神経失調症・十二指腸潰瘍・痔・過敏性腸症候群・若年性脱毛症・円形脱毛症・インポテンツ・射精不能・無気力症候群・心身症・胃潰瘍・慢性胃腸炎・精力減退 |
50~60歳 | アルツハイマー性痴呆症・前立腺肥大・尿路結石・慢性関節リウマチ・肝臓病・肝硬変・糖尿病・高脂血症・痛風・癌・高血圧・心臓病 |
60歳以上 | 皮脂欠乏性湿疹・神経痛・脳卒中 |
出典:
http://yoshidanaika.net/placenta.html
もちろんエイジングケアの目的で美容品としても扱われます。
ヒトプラセンタの美容効果
- メラニン抑制
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- 新陳代謝の活性化
などがあります。
ヒト型プラセンタ
ヒトプラセンタとは違って人工的に作られたプラセンタになりますり。ヒトと同じ遺伝子構造でバイオ合成されたものです。
日本ではヒトプラセンタの美容液というものがほぼなく点滴や注射などで摂取します。医療目的であれば保険が効きますが美容目的では医療保険が適用できません。
ヒト型プラセンタは分子構造がヒトプラセンタと似ているので同等な効果が得られしかもヒトプラセンタよりは安いため美容液として実現できました。
ヒトの遺伝子構造と同じなので他の動物性プラセンタと比較するとアレルギーを起こしにくいあるいはほぼないと言った安全性の高いプラセンタになります。
ヒューマナノ は日本で数少ないヒト型プラセンタ配合の美容液です。
プラセンタの作用・効果
今回はプルプル肌を保つことを助ける成分であるプラセンタ効果について話していきます。
プラセンタは現代の万能薬とも呼ばれあらゆる効果を発揮します。肌細胞を活性化させるために必要な栄養素を網羅している成分なのです。
アミノ酸、酵素、ミネラル、活性ペプチド、ムコ多糖体、ビタミン、タンパク質、核酸など一気に摂取できるため化粧品で当たり前の様に使われています。
プラセンタ効果美肌促進編
プラセンタには美肌促進効果があります。その理由として動物性プラセンタが持っている成長因子が関係しています。
動物性プラセンタはその最大の成長因子という特徴を持っています。この成長因子は体内の細胞を活性化させるため、体の免疫機能を強くしたりします。
その成長因子を肌の機能に照らし合わせた例を話します。
美肌と言えばコラーゲン、ビタミンA, ビタミンB群 ビタミンCなどをよく耳にするかと思われます。
ここではビタミンCとプラセンタを例にして話していきます。
ビタミンCの効果は、美白、すみやクスミの改善、メラニン色素の排出、抑制、しわの改善など主にアンチエージング機能を果たします。
ビタミンCは体の新陳代謝いわゆるターンオーバーを促進するものでありその機能を高める作用を持つ成長因子を持つのが動物性プラセンタになります。
ここで注意点ですが、植物性プラセンタと海洋性プラセンタは成長因子を持っていないことです!
よってプラセンタはビタミンCの円滑油いい意味でのドーピングとなります。今言ったビタミンCと動物性プラセンタはプラセンタ効果の一例にすぎません。
端的に言ってしまえば体にいい効き目のある成分に働きかける成分が動物性プラセンタなのです。
プラセンタ効果抗酸化作用編
プラセンタは抗酸化作用があります。体内にある活性酸素が多いと錆びついてしまい酸化を起こします。
酸化してしまうと体の代謝が悪くなり結果老化が進みます。プラセンタはその酸化を緩和する効果があり結果としてアンチエージングの効果をもたらします。
それを考えると抗酸化作用があるビタミンCとビタミンEの組み合わせやイソフラボンと並行してプラセンタを体内に取り込ませれば抗酸化作用の効果が更に得られることが考えられますね☆
プラセンタ効果バストアップ編
プラセンタは女性ホルモンのバランスを調整する作用があります。なので更年期障害の治療や育毛や発毛効果を促進させるためにも使われています。
女性ホルモンに働きかける特性からプラセンタを取り入れてることにより胸も大きくなることが期待できると言われています。
女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)とに分かれています。
エストロゲンは女性らしさを引き立てるホルモンで乳腺を発達させる働きが胸の膨らみと何らかの関係があるそうです。
しかしながら胸がすごく大きくなることは稀です。本質的な胸の大きさは遺伝によるものが大きく作用しますので2段階サイズなどのバストアップを期待するのはやめましょう。
プラセンタ効果抗うつ編
鬱に対して直接効果があるものではなくプラセンタによる自律神経を整えることや成長因子による体の活性化によるエネルギーからくる疲労回復が考えられますね。
そしてプラセンタの豊富な栄養素でストレス軽減、プラセンタによる抗酸化作用からくる疲労軽減など鬱を引き起こす副次的な悪要素を緩和する一定の効果を発揮します。
そして前にも出てきたましたが、プラセンタはホルモンバランスを調整する効果もあるため、ホルモンバランスによるうつ状態にも効き目があると考えられます。
実際にこれらの効果を期待し医療分野でもプラセンタがその副作用が少ない特性から精神的な問題を抱えている患者に代替治療薬としてですが使用されています。
仕事やデートの前に欠かせないプラセンタ
やっぱりプラセンタで肌の潤いを保って化粧のノリを良くしてお出かけした方が女性にとってはやる気を引き出してくれると思います。
外面を美しくすることで内面のやら気も一段と上がりますから。
プラセンタの副作用やデメリット
やっぱり化粧品と言えば気になるのが副作用ですね。プラセンタは馬や豚の体内から抽出した成分なのでもしかしたら人の肌に合わない可能性があります。
プラセンタとアレルギー
今までの事例ですと、プラセンタはタンパク質やアミノ酸を含むためやはりアレルギー反応を示したデータはあるようです。
なので抗原度が低い馬プラセンタを選んだり植物性プラセンタは使わない様にするなどすればアレルギーを未然防止できます。
プラセンタは太るのか
さてプラセンタは確かにタンパク質やアミノ酸を多く含みます。
そして成長因子により細胞を活性化させビタミンなどの栄養素効果を底上げするため可能性は否定できません。
しかし美肌化粧品のプラセンタは肌に付けるだけなので太ることはまず考えられません。
プラセンタの摂取方法とその効果
プラセンタの摂取はサプリメントとしての経口吸収、肌へ美容液として馴染ませる経皮吸収、最後に注射があります。
もっとも効果を期待できるのが注射です。サプリメントとしてのプラセンタは消化されてしまい効果が出るのに1ヶ月以上掛かると言う説が有望です。
コスパを考えると美容外科で5,000円くらい払って注射を打つのが得策です。
しかしながらプラセンタが持つ豊富な栄養素は非常に魅力的なのです。なのでサプリメントとしてのプラセンタも長期的には良さそうですね。
まとめ
プラセンタは種類によって効果も変わってきます。私が一番勧めたいのは抗原度の低い馬プラセンタです。
化粧品のプラセンタもその特性を活かした馬プラセンタがいいのかなと思いました。
植物性や海洋性プラセンタは豊富な栄養サプリメントという認識でいた方がいいのでは?と思いました。なぜなら成長因子が無いためしっかりとしたアンチエージングにならないと感じました。
プラセンタについてまとめましたよ☆
以上