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ハイドロキノンのリスクや副作用を解説し美白やシミ消しの代替品を紹介

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こんにちは!今回は美白で最も効果が高いと言われているハイドロキノンについて話していきます。

ハイドロキノンは欧米でシミ消しクリームとしてブームになり日本にも普及しております。現在では安定型のハイドロキノンクリームなどが開発されパッチテストでもあまり副作用が出なかったという報告もあります。

昔と比べると管理体制が良くなったようですがハイドロキノンの懸念材料はまだ残ります。

ハイドロキノンを使用することは違法ではないですし本当に肌を白くしたいのであれば試すのもありです。敏感肌などの肌トラブルを抱えている方にはあまりお勧めしません。

ハイドロキノンの歴史と基礎知識

dimagio / Pixabay

ハイドロキノンは化学記号で示性式 C6H4(OH)2、分子量 110.1 の二価フェノールです。イチゴ類、麦芽、コーヒー、紅茶、細菌類などにむ含まれています。

アメリカでは2%以上の配合化粧品などを使う場合は医師の処方箋が必要になってきます。ヨーロッパではハイドロキノンを含む薬品や化粧品は全面廃止になりました。

そんなハイドロキノンですが日本では医師の管理なしで販売されています。Amazonや楽天そして通販などで容易に購入できます。市販や通販で販売されているハイドロキノンが含まっている美容品はだいたい2%~4%の場合が多いです。

肌を保護してくれるはずの正常なメラニンまで破壊してしまう可能性があります。

表皮にはメラノサイト細胞があり紫外線により活性酸素が作り出されます。体内にあるチロシナーゼという酵素がその活性酸素に反応してチロシンを酸化させメラニン色素を生み出します。

ハイドロキノンはそのメラニン生成機能そのものを破壊してしまうため肌の保護なしに直接紫外線が肌の奥まで入り込んで発がん性の危険が生じてしまうわけです。

高濃度ハイドロキノンを使用して何らか症状がでてしまった人の割合が10%もいたということが報告されています。

ハイドロキノンの欠点

ハイドロキノンの化粧品を使用するのは最大100日と言われそれ以上使っても抗体ができるようであまり意味がないという欠点があります。ハイドロキノンを付けた後はなるべく紫外線に当たらないように気をつけなければなりません。

もう一つの欠点は酸化しやすい成分ということです。なので万が一ハイドロキノンの化粧品の蓋を閉め忘れたなどした場合すぐに酸化してしまい本来の効果を期待することができない問題もあります。

飲む紫外線予防やサングラスそして帽子などをかぶり紫外線を四六時中シャットアウトするのは以外に至難の技ですね。

Anastasia
美白になりたくてハイドロキノン使った人たちはいろいろ大変ね
猫は日向ぼっこが好きだからハイドロキノン使えないニャン!
カボにゃん

ハイドロキノンが改良されたアルブチンが開発された

アルブチンは別名ハイドロキノン誘導体とも言われます。コケモモや梨、ウワウルシなどの植物に含まれている天然型フェノール性配糖体になります。アルブチンはαとβの2種類が存在します。

開発当初はβアルブチンが薬品や化粧品として使われていましたが最近ではαアルブチンはハイドロキノンとグルコースを結合させることにより生まれたものです。

このαアルブチン(ハイドロキノン誘導体)はメラニン合成に関わるチロシナーゼに直接作用し、メラニンの合成を阻害するため、美白効果があるとして、化粧品などに使用されている。

ハイドロキノンより美白効果や既存のシミを薄くする効果は減少してしまいます。しかしながらその分安全性が各段にあがります。ハイドロキノン誘導体の話はこの記事ではここまでにしておきます。

αアルブチン(ハイドロキノン誘導体)についてもう少し詳しく知りたい方はこちら▼

ハイドロキノンの副作用

qimono / Pixabay

ハイドロキノンのリスク

  • メラニン生成機能破壊
  • 発がん性
  • 白斑点
  • 肌への痛み
  • 肌の赤らみ
  • アレルギー

などのリスクが考えられます。

ハイドロキノン商品の悪い口コミ

ハイドロキノンに関してはインターネットで様々な情報が飛び交っています。商品名は伏せますがハイドロキノンを含む化粧品のネガティブな口コミがあるので抜枠(ばっすい)します。

35才女性



ちょっと肌荒れしてる箇所に使うと、赤みが出てしまうしやや刺激を感じるから、注意は必要ですね!べたつかず、塗りやすいと思います。

48才女性



付けて翌朝 赤みと痒みと。肌に触るとザラザラ…5日経っても 殆ど変わらず。まだ痒いです。1日で サンプル終了…高い化粧品でした。

26才女性



小さなシミが気になり、シミ消しや美白スキンケアを調べたどり着きましたが、使用してみると1,2週間後から顔にプツプツが出てきてしまいかゆくなってしまいました。なかなか治らず皮膚科に通ってやっと治りました。治った後、原因はアンプルール以外だったのかもと思い、また使い始めると同じ症状が出てしまいました。わたしには合っていなかったようです。

出典:アットコスメ

厚生労働省のハイドロキノンの危険有害性情報

  • 飲み込むと有害
  • 重篤な眼の損傷
  • アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ
  • 遺伝性疾患のおそれ
  • 発がんのおそれの疑い
  • 臓器の障害(中枢神経系)
  • 長期にわたる、又は反復ばく露による臓器の障害のおそれ(腎臓、肝臓)
  • 水生生物に非常に強い毒性

出典厚生労働省安全データシート

ハイドロキノンを使わず同等の効果を得るには?

美白と言えばハイドロキノンがその漂白力として魅力ですが刺激のデータが出ている以上すごく健康的な肌以外に方にお勧めできないのが難点。今回はそんな方達の為に代替案を出してみます。

美白レーザー治療と4MSKの組み合わせで美白を目指してみる


美白レーザー治療は湘南美容クリニックウルトラ美白レーザーなどがしられています。30代~40代にの女性に美白効果だけではなくリフトアップ効果もあるために非常に人気となっております。そして4MSKですが資生堂が開発した美白効果のある成分です。

読み方は【よんえむえすけい】サリチル酸の誘導体で、4-メトキシサリチル酸カリウム塩の略称。酵素チロシナーゼの活性を抑え、メラニン生成を抑制するだけはなく、シミ部位で生じている慢性的な角化プロセスの乱れ(慢性角化エラー)に作用して、溜まったメラニンを排出する効果を持つ。資生堂が開発した厚生労働省認可の医薬部外品有効成分。

https://www.shiseido.co.jp/haku/laboratory/dictionary/18.html

ポイント

なぜ4MSKかと言いますと既に溜まったメラニンを排出する効果を持つというところにあります。

ハイドロキノンを除く美白成分はチロシナーゼ活性抑制やメラニンの前駆物質であるL-ドーパキノンの活性抑制など将来的なメラニン生成を抑制する物がほとんどでありますが4MSKは現在と未来のメラニンに作用するといった点で優れています。

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美白レーザー治療とファンケルの組み合わせで美白を目指してみる


さて美白レーザーは既にふれたので今度はファンケルとの組み合わせです。ファンケルはパラベンフリーの上をいく無添加美白化粧品で人気を集めています。敏感肌や乾燥肌などが多い日本人の肌に合った化粧品を販売しています。

ポイント

ファンケル美容化粧品はシミができる前に対策が施される成分であるヤグルマギクエキスが入っています。メラニン発生の前から働きかける作用は化粧品としてはすばらしい機能だと思います。現在と未来のメラニンに作用するといった点で優れています。

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美白内服薬も忘れずに

シナールやトランサミンなどのクスリで身体の内側からも対策した方がより美白効果が早いでしょう。これらの商品は近くのドラッグストアやネットで購入できます。

まとめ

今回はハイドロキノンの危険性とその効果をどのように避けて同等の効果を得ることができるか代替案を出してみました。確かにハイドロキノンは美白効果ではかなり魅力的ですがネット上の口コミでも少なからず皮膚に関する問題が報告されています。

今では肌や身体に及ぼすリスクがかなり少ない美容成分が開発されてきていますので何もハイドロキノンに頼ることはないはずです。皆さんももう一度安全面をしっかり考えて美白を目指していきましょう。

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