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シミや美白に関係するハイドロキノン誘導体とビタミンC誘導体比較

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ハイドロキノン誘導体とビタミンC誘導体
Anastasia
こんにちは、アナスタシアです。今回はシミに悩む方や美白を求めている方のために注目されている二つの成分を比較検証してみます。
メリット・デメリット・効果などを解説していくニャン
カボにゃん

ハイドロキノン誘導体とビタミンC誘導体

両方の成分はメラニン色素の排出やメラニン生成の予防という作用では同じですが美白効果を違った方法でアプローチをしていくため両方の成分を同時活用しても問題ないです。

むしろその方が美白効果やしみ、そしてそばかすなどを薄くしたい場合より早く効果が期待できると考えられます。

コスト面で考えると両方の成分を含む化粧品を選ぶかトライアルセット商品を試してハイドロキノン誘導体がいいのかビタミンC誘導体がいいのかご自分のお肌に合った方を使った方がいいです。

勿論両方とも問題なければ併用することがベストです。

ビタミンC誘導体の成分APPS(現在最も浸透率が高い)人気化粧品の記事はこちら▼

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ハイドロキノン誘導体の歴史

一時期日本ではハイドロキノンがシミにすごく効果的でシミクリームとしてハイドロキノンブームが起きました。

しかしながらハイドロキノンは有害性が確認されアメリカでは市販ではハイドロキノン2%以下そして2%を超えると医者の管理下の元でしか処方されません。

ハイドロキノンの濃度に関する注意点

ハイドロキノン2%未満 医師の処方箋不必要
ハイドロキノン2%以上 医師の処方箋必要

ハイドロキノンの美白効果はビタミンC誘導体の10倍以上と言われていますが有害性というリスクも存在します。

安易にシミを消したい気持ちや美白を追及する気持ちという衝動に駆られハイドロキノンを含む成分を購入することは避けるべきです。

高濃度ハイドロキノンを使用して何らか症状がでてしまった人の割合が10%もいたということが報告されています。

ハイドロキノンのリスク

  • メラニン生成機能破壊
  • 発がん性
  • 白斑点
  • 肌への痛み
  • 肌の赤らみ
  • アレルギー

発がん性は高濃度を使用した場合、白斑点は長期使用した場合に起こったデータがある

ハイドロキノンに関する記事はこちら▼

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特にハイドロキノンのリスクの中で最も危険なのがメラニン生成機能そのものを破壊してしまうことです。

本来メラニン色素は黒色で光を吸収し紫外線から肌を守る機能を持つため、メラニン無しの肌で紫外線に触れると皮膚がんなどのリスクが増えることになりかねません。

表皮にはメラノサイト細胞があり紫外線により活性酸素が作り出されます。

体内にあるチロシナーゼという酵素がその活性酸素に反応してチロシンを酸化させメラニン色素を生み出します。

ハイドロキノンはそのメラニン色素を生み出す機能までも破壊してしまいます。地球の大気圏にあるオゾン層を破壊して紫外線を直に受けてしまう状況と同じです。

様々な問題を抱えるハイドロキノンを懸念して生まれたのがハイドロキノン誘導体です。

ハイドロキノン誘導体はアルファーアルブチンとも呼ばれます。

ハイドロキノン誘導体は2種類ある

ハイドロキノン誘導体にはαアルブチンとβアルブチンがあり1989年に日本の化粧品会社資生堂が開発した成分です。

対象にαアルブチンは江崎グリコが独自の配糖化酵素を利用して開発した、ハイドロキノンにブドウ糖をα結合で転移させた物質で2002年から美白成分として市場に広まりました。

結論から言うとαアルブチンの方がβアルブチンより美白効果が高くて安全であるということですが今の美白成分に使われているハイドロキノン誘導体はαアルブチンなのであまり気にする必要はありません。

ハイドロキノンとハイドロキノン誘導体違い

ハイドロキノン誘導体はハイドロキノンと比較するとすでにできているシミやそばかすなどを薄くする効果が緩やかになってしまいます。

ハイドロキノン誘導体はどちらかと言えば今後できるであろうシミやそばかすを予防するための化粧成分という認識をしていただければと思います。

ハイドロキノン誘導体を含む化粧品に興味がある方はアルファーアルブチンで検索するとより多くの関連商品を見つけることができます。

ハイドロキノンと化学記号が異なるため名前は似てますが全く別物です。

ハイドロキノン誘導体はハイドロキノンとブドウ糖(グルコースアルファ)を結合したものです。

ハイドロキノンより美白効果や既存のシミを薄くする効果は減少してしまいます。

しかしながらその分安全性が各段にあがります。

ハイドロキノンとハイドロキノン誘導体はその使用制限も違います。

ハイドロキノンは100日使用したら数ヶ月は休憩期間を置く必要がありますがハイドロキノン誘導体は特にその様な縛りはありません。

ハイドロキノン誘導体とシミ

シミにはいくつかのタイプがありハイドロキノン誘導体で効果が期待できるシミと期待できないシミがありますのでその2種類のタイプを把握する必要があります。

効果を期待できるシミ

  • 日光黒子
  • ニキビ跡のシミ
  • 肝斑
  • そばかす

上記以外のシミですと別の方法で対策する方がいいでしょう。上記のシミは主に表皮の下部にあるメラノサイト細胞に関係があるシミでそれ以外ですと皮膚科へ行くといいでしょう。

Anastasia
ハイドロキノン誘導体はすでにあるシミを薄くしていくというよりシミができるのを予防する効果がメインなのでシミを薄くするには時間がかかります。

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ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体はビタミンCの分子構造が改造されたものです。

いくらビタミンCが美容的に期待できる効果があると言われていても肌への浸透が薄いとその効果を十分に発揮できないのです。

なので浸透率を上げるために改良されたものがビタミンC誘導体なのです。

ビタミンCはメラニンの抑制やメラニン色素の排出などハイドロキノン誘導体と似たような美白効果が期待できる長い間注目されている成分です。

ビタミンCの効果

  1. ニキビ抑制作用
  2. 抗酸化作用
  3. コラーゲン生成助長
  4. 皮脂抑制作用
  5. メラニン色素生成抑制
  6. 新陳代謝促進
  7. くすみ予防
  8. 創傷治療効果

ビタミンC誘導体はハイドロキノン誘導体と比較しても安全性に優れており今では多くの方に美白化粧品として使用されています。

現在最も効果的と言われているのがAPPSと言われる種類のビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体のより詳しい記事はこちら▼

どうしてもシミや美白をすぐにしたいなら

どうしてもシミや美白をすぐに実行したい方はハイドロキノンクリームを美容外科で処方してもらうことをお勧めします。

ハイドロキノンはリスクがあることを冒頭で述べましたので必ず美容外科の先生とお話の上でご購入することを推奨します。

そしてハイドロキノンはその分子構造上酸化が早いためハイドロキノンクリームなどは早めに使い切ることが必要です。

さらに、ハイドロキノンは効果が強いため長期での使用は推奨されていませんのでご注意ください。

そしてもう一つはレーザーやピーリング治療です。こちらは高額になりますがハイドロキノンの潜む危険性と比較すると安全性に対するリスクは下がります。

レーザー治療もリスクはあります。

私でしたらこの2つのうち選択するならば後者のレーザーでシミを消してピーリングで美白をします。高額ですが早く確実に、を考慮するとそうなります。

レーザーの後に処方されるのが実はハイドロキノンが入っている成分なのですがあえて使わずにビタミンC誘導体を代替的に使うなどの工夫が必要になります。

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カボにゃん
Anastasia
美容の世界も投資の世界もハイリスクハイリターンなのね。

まとめ

今回はハイドロキノンの危険性に触れました。ハイドロキノンを改良したハイドロキノン誘導体の場合だとそのリスクは軽減されますが、効果も下がってしまいます。

今回は化粧成分でも濃度によっては非常に危険な成分もあることを学びました。

化粧品はどうしても購買意欲を掻き立てる様な表現や宣伝をしてしまい、実際の効果とは違うこともあるようです。

今ではインターネットでいろんな情報が散在しておりますが、客観的に判断し判断に困った場合は専門家の見解を聞くことがベストだと思います。

特に美容に関する質問は皮膚科の先生や美容外科の先生などに聞けば教えてくれます。

今回はハイドロキノン誘導体とビタミンC誘導体についての記事でした。以上

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